【政治】派閥、総裁選……結局、首相ってどうやって決めるんだ?①
今回の選挙について
安倍首相が辞任を表明してから、新聞やニュースで選挙のことが多く流れるようになりました。
義務教育で政治や経済のことを勉強しましたが、30歳の現在、正直なところ、ニュースを見ていてもいまいちピンと来ないことも多々。
そこで、自分自身の理解を深める為にも今回の選挙についてまとめてみることにしました。私の政治レベルが低いので、かなり砕いていますw
ぜひ、お付き合いください。
首相(総理大臣)=自民党総裁選の勝利者
「自民党総裁選」とよく聞きますが、要は自民党の党首(リーダー)を決める選挙のことです。そして、自民党のリーダーは首相となります。
「なぜ、自民党リーダー=首相なのか?」という話ですが、日本では自民党が内閣の政権を握っている(=自民党の独裁政治みたいなもの)ので、自民党リーダーが首相となるようです。
首相の任期は1期3年、3期まで
(最長9年間)
今回は安倍さんが任期途中で辞任したので、今回の自民党総裁選の勝利者が残り1年の任期を継ぐというかたちになります。
そして、1年後にまた選挙💦
自民党総裁選のやり方
今回は安倍首相の辞任が急だったので、緊急選挙扱いとなり、選挙期間が超短いです。
この選挙方法を決めたのは幹事長
※幹事長⇒首相の次に権力のある方。自民党内を掌握する方。
では、どんな流れで首相を選出するのか?
本来の総裁選
①首相になりたい人は国会議員20名に推薦してもらい、立候補。
②国会議員票(394票)と地方票(394票)で競う(同じ票数)
③得票率が多い人が首相
という流れです。
今回の総裁選
今回の選挙は緊急なので、②番の地方票の数を減らして早く選挙を終わらせます。
②国会議員票(394票)、地方票(141票)で競う(異なる票数)
ここで疑問となるのが、
国会議員票と地方票ってなんだ?
国会議員票と地方票
今回の選挙は自民党内の選挙になるので、自民党に関係のある人が投票権を持っています。それが自民党の国会議員(国会議員票)と自民党員・党友(地方票) になります。
国会議員票は霞が関の中枢にいらっしゃる方々がお持ちなわけですが、地方票は各都道府県にいらっしゃる党員・党友がお持ちになっています。
またまた疑問となるのが
党員・党友ってなんだ?
党員・党友とはなんぞ?
党員とは、
政党に所属する人のことです。
党員になることで党内選挙に参加できる等のメリットがあるようですが、党費を納める必要があるのがポイントです。
党友とは、
党員と仲良し人(支援者)。
複雑な仕組みですね(´・ω・`)
最後に
今回の総選挙では、国会議員票は変わらないのに地方票だけ大きく減らされます💦
どういうことかと言うと、
今回の総選挙は
地方票の占める割合が低いので
「国会議員票をつかめば勝ち」
となります。
なので、地方票の獲得率が高い候補者がご立腹なわけです。
今回の選挙は選挙期間も短く、具体的な新首相の政策内容も聞けず、国民の意志とか関係ないですね(笑)
次回はニュースでよく耳にする派閥について書いていきたいと思います|д゚)
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご興味のある方は是非、読者になって頂けると嬉しいです。