【本】【株式投資】世界的投資家の思考法:ジム・ロジャーズ
投資家の考え方から学ぶ
再び、ジム・ロジャーズの本を読みました。
前回読んだ本です↓
ある特定の方の本を何冊か読んでいると、その方がどんな考え方をしているのかが徐々にわかってきます。
投資をするにあたり、同じ人の本を読んで思考を学ぶのことも一つの手かなと感じる今日この頃です。
※考えが偏ってしまうので、色んな人の本を読むのがいいのでしょうが。
ジム・ロジャーズ 世界的投資家の思考法 [ ジム・ロジャーズ ]
あらすじ
コロナが世界を脅かす中、どのような資産を持つべきか、もたないべきか(ex:金、銀等)を理由とともに世界的投資家ジム・ロジャーズの考えが書かれています。
また、今から発展するであろう国や産業のことも書かれており、海外投資をする上で大切な世界情勢に触れることもできます。
最後に、少子高齢化や借金まみれ等の問題を抱える日本は、どのようにして危機を脱すれば良いかジム・ロジャーズの考えが分かりやすくまとめられています。
※世界経済がどのような状況であるかをグラフや図にて説明してくれてあるので、数字や図が苦手な私でも、とっつきやすかったです!(経済成長率や人口の推移等)
考えさせられたこと
今回の本を読んで考えたことを少し書いていきます。
日本のプライマリーバランス
簡単に言うと
行政サービス(社会保障費、公共事業)をどれだけ税金で補えているか
と言う話ですが
毎月毎月赤字。
※ちなみに、プライマリーバランスの黒字とは、国債を発行をせずとも、国民や会社が支払う税金で国民が必要とするサービスを受けれている状況を指します。
今も国が2025年の黒字化を目指してやっていますが、国債増発したり、ETFを買いまくったり、マイナス金利にしたり、無理でしょ。。
ETFの買い入れは嬉しいですが、やはり正常の市場とは言えませんね。
日本人家計貯蓄率の減少
日本人の貯蓄率が急激に低下しているそうです。
貯蓄率の低下⇒消費の減少
この状況では景気がよくなるわけもなく。
消費税を増税した時は
「少子高齢化が進んで、これだけ借金があるんだから増税はしょうがないよな」と思っていましたが、貯蓄率がこんなにも下がっているとは(;´・ω・)
難しい問題です。
プライマリーバランスを黒字にしないと、国が借金まみれになって国民に降りかかってくるし、増税したところで今の景気では国民の貯蓄は下がる。そして消費が増えない。
とりあえずは、コロナ・経済対策。
そして、日本の根本的な問題を解決する為にも働き盛りの方の社会進出を性別問わず支援したり、適切な資金援助したりして根が深い少子化に歯止めがかかってくれればいいなぁ~
問題山積み日本!!!!
がんばれ、次期首相!!!
ご興味のある方は是非、読者になって頂けると嬉しいです。