【IT弱者 vs スマホ】~IT弱者は損をする~
うちの母はIT弱者か?
この間、つくづく人並みにITを知らないと損をする世の中になったなぁと思うことがあったので書いていこうと思います。(という私も強くはないです)
母(58歳)のスマホ(まだ買って半年程)が故障し、修理に出したときの話。
スマホの故障で狼狽
ある日、突然フリーズした母のスマホ。
携帯ショップに走ったらしいが「予約していない方は受け付けられません」との返答(コロナで予約制にしている模様)
出直しになった。
その際に、代替機を出してもらったものの、大事な連絡手段であるLINEが使えない。
「LINEだけ使えるようにしてほしい」とお願いした。
ところが、ショップ店員は「個人情報なので介入できない。月額770円払えば設定できる」と返答。
結局、770円支払って設定してもらったらしい。
その後、帰宅し、私(娘)にLINE電話をするもつながらず。更にwi-fiのつなぎ方がわからないときた。
母はこの時点で疲れ切っていたw
怒れる母
結局、故障の原因はメーカーの部品によるもので、よくあることらしい。
それなのに、大事な休みを半日以上使って1ケ月かかる修理の手続きをした。もちろん機種代は代替機使用中も支払わなければならない。そして、LINEもお金を払って設定してもらうしか方法はなく、母の怒りはMAX。
文句を言ったらしいが、
ショップ店員は淡々と機械的に応じるのみ。
それはそうだ。
ショップはスマホを販売する場所。
機種の故障はメーカーの責任。
アプリは提供企業の権限がある。
怒りをショップ店員にぶつけたところでお門違いだ。
ITが進むほど、人は塩対応
何気にうちの母のような5、60代は多いのではないだろうか??
高齢者だったら尚のこと。
平日の昼間にご老人向けにスマホを教える機会を設けている親切なショップもある。一方で、スマホの契約や故障のこととなると、対応が機械的な印象も否めない。ドコモ口座の一件もそうだ。
一昔前はLINEの継続もショップでしてくれたし、機種選びのアドバイスや分からないことがあったら丁寧に教えてくれた。その対応が良くてショップで購入を検討する人も多々いただろう。
今は、機種のことを聞いてもタブレットに目を落として説明される。(こっちとしてはタブレットに掲載されていない良い情報が欲しかったりする)
これも時代の変化なのか、個人情報保護や企業の権限等の問題が乱立して、ショップ店員も対応しかねるのはよく分かる。無駄に声を荒げて怒る客もいるのできつい仕事だと思う。
ただ、高齢者(ITに苦手意識を感じる人)にはお金を払ってでもしてほしい、教えてほしいサービスがある。
IT弱者(私を含む)にとってスマホ関連の手続きをするのは一大イベントだ。そこで、対面だからこその安心感・人情味が欲しいところである。
そして、 転勤族なので、いずれこんなIT弱者な母を残してこの地を去るのは、辛いものがある。
ご興味のある方は是非、読者になって頂けると嬉しいです。