【株式投資】キリンホールディングス(2503)売却中止 何故?
今週(8/24~28)のキリン株
現在、キリンホールディングス(2503)を保有しておりますが、今週は新聞で目にすることが多かったので少し振り返りしたいと思います。
持ち株数:100株
取得単価:1990円
売却中止
今週はキリンが予定していたオーストラリアの乳飲料事業(ライオン飲料)の売却中止が決定しました。
売却額は日本円で約460億円
買い手は中国蒙牛乳業
勿論、このニュースを受けてキリン株価は下げ。
売却中止の理由は何?
と言うことで、今週の日経新聞や調べたことを私なりに考えてまとめていきます。
※難しいことは不明なのでごめんなさい!!
オーストラリアVS中国
ことの発端は2020年4月・・。
オーストラリアが「コロナウィルスの発生源を調査してくれ!」と中国に求めます。
ですが、中国は「調査することで損害賠償を支払うことになっては大変!」(中国は否定していますが。)と言うことでオーストラリアに圧力をかけます。
※オーストラリアに圧力をかけることで他国が中国に調査を要求することを牽制する狙いもあったと思います。
中国のオーストラリアへの圧力
☆オーストラリア産お肉の輸入一時停止
☆大麦に追加関税をかける
等の規制を行ったそうで、関係が悪くなっています。
その他にも香港や南シナ海問題、安全保障等で中国に対しての警戒が世界で広がっている現在、オーストラリアは外国企業の投資規制を強めているようです。
その投資規制により
オーストラリアのGOサインがもらえず
キリンの売却計画は中止となりました。
応援したくなるニュース
嫌なニュースもありましたが、応援したくなるニュースもありました。
①国内初の糖質ゼロ缶ビールを発売。
健康志向に対応するみたいですね。
②酎ハイ生産力を増強
・酎ハイは酒税変更の影響を受けない
・第三ビール値上げで割安感がある
・ビール以外の飲料が今売れている
という現状から酎ハイが広がるとの見たてがある模様。
※2020年10月から始まる酒税改正により、2026年10月以降は酎ハイも増税になります。
最後に
今後はライオン飲料の売却額に注目しておきたいと思います。
そして、キリンの新たな取り組みに期待です!
ご興味のある方は是非、読者になって頂けると嬉しいです。