【妊娠・出産】和痛分娩か自然分娩か
和痛分娩
前回のブログでも和痛分娩を検討すると書いたのですが、 和痛分娩に関して婦人科から聞いたことをまとめたいと思います。
結論から言うと、看護師さんからは「和痛分娩はオススメ!」されませんでした。
和痛分娩とは
和痛分娩とは「麻酔を使用して陣痛の痛みを調節しながら出産する。あえて軽い陣痛を残す」分娩方法です。
何故、軽い陣痛を残すのか?という話ですが、理由は痛みがなくなることでお産が止まったり、上手に「いきむ」ことができなくなってしまい、赤ちゃんの負担が大きくなるから。と説明を受けました。
和痛分娩の流れ
どのような流れで和痛分娩を行うのか、初産婦と経産婦で違うのでまとめます。また、和痛分娩時は絶食&歩行困難な為、導尿を行うようです。妊婦と赤ちゃんの状態を確認する為、たくさんの管につながれるそうな・・・
初産婦
自然に陣痛が来るのを待ち、子宮口が4~5cm開くかOR4~5分毎に陣痛が来る頃に麻酔を注入
経産婦
計画分娩になります。内服や点滴等の陣痛促進剤を使用して人工的に陣痛を起こし、子宮口の状態を見て麻酔を注入
麻酔の注入方法
横向きに丸まった姿勢になり、背骨と背骨の間から、脊椎の硬膜外腔というスペースに、カテーテルを通して麻酔薬を注入します。カテーテルが外れないように医療用テープで固定されます。この格好が嫌だと言う人もいるそうです。
和痛分娩のメリットデメリット
和痛分娩のメリット
①痛みが和らぎ、落ち着いて出産に臨める
②体力の消耗減少、産後の回復が早まる
③帝王切開になった際にすぐに移行できる
和痛分娩のデメリット
①頭痛や低血圧、嘔吐、後陣痛を強く感じるなど副作用
②陣痛促進剤の使用増加
③吸引分娩が増えたり、分娩時間が長引く
④高価(私の病院では11万円かかります)
重大な副作用としては、
原因不明の神経障害、硬膜外血腫、アナフィラキシーショック等
時間外の和痛分娩
意外と盲点だったのですが、診療時間外に和痛の対応ができない病院も多々あるそうです。専門的な知識を要するようで、一部の医者しか対応できないみたいです。
私の病院も院長不在時はできないそうで、その時は筋肉注射等で痛みを和らげて院長が来るまで待つか、普通分娩になってしまうと言われました。つまり、和痛分娩を選んでも必ずできるとは限らない。
最後に
看護師さんが和痛分娩を進めない理由としては、リスクがあるのは勿論のこと、初産婦の場合、結局は子宮口が開くまで、陣痛に耐えなければならず、自然分娩との痛みの違いがそこまでないという理由(金額に見合わない)からでした。
痛みが和らぎ、産後も赤ちゃんとの時間がゆったり取れそうなので、非常にメリットを感じます。ただ、結局は痛みが自然分娩と差がでないかもしれない点、原因不明の神経障害とかのリスクが気になる(;´・ω・)
迫る分娩。
今後を考えると楽しみなのにどうしようか・・・。
結局、自然分娩で出産予定です↓
ご興味のある方は是非、読者になって頂けると嬉しいです。